コラム|戸塚安行駅で歯科をお探しの方は戸塚安行すみれ歯科まで
top > コラム
フッ素塗布の頻度はどれくらいが理想?子どもだけでなく大人にも効果あり
こんにちは。
「戸塚安行」駅 徒歩4分の戸塚安行すみれ歯科です。
定期的な「フッ素塗布」は、むし歯予防に効果的です。
フッ素塗布を乳幼児に定期的に継続して実施した場合、むし歯をほぼ半分に減少させたとの報告もあります。
今回は、歯科医院でフッ素塗布を受ける理想的な間隔、どのような方にフッ素塗布がおすすめか、というお話をいたします。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物歯面塗布」より) >
フッ素塗布の理想的な頻度は?
フッ素(フッ化物)は、多くの歯磨き粉にも含まれています(フッ化物配合歯磨剤)。
むし歯のリスクが高い方は、フッ化物濃度が高い歯磨き粉を選ぶといいでしょう。
一般的に歯磨き粉に含まれるフッ化物濃度は子ども用で500〜1000ppm程度、大人用で1000〜1500ppm程度です。
歯磨き粉に含まれているフッ化物は低濃度のため、毎日使用しても大丈夫です。
歯科医院で歯の表面に塗布するフッ化物の濃度は9000ppmと高濃度であり、定期的にフッ素塗布を行うことでむし歯予防が有効になります。
お一人お一人のお口の状態にもよりますが、3〜6ヶ月に1度の頻度でフッ素塗布を受けるのが理想的です。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物配合歯磨剤」より) >
フッ素塗布は子どもだけじゃない!大人のむし歯予防にも効果的!
フッ素塗布は、子どものむし歯予防法と思われがちですが、子どもだけでなく大人にも効果的です。
大人の方で特に気をつけたいむし歯は「根面カリエス」という、歯ぐきが痩せて露出してきた歯の根っこ部分のむし歯です。
歯の根っこ部分は、エナメル質という硬い組織で覆われていないため、柔らかくむし歯になりやすい傾向にあります。
一般的には、生えたての歯のほうがフッ化物の吸収率が高いといわれていますが、大人のむし歯予防にも効果があることが分かっています。
フッ素塗布とフッ化物配合歯磨剤の使用を併用することで、成人・高齢者の根面むし歯に対しても、67%の予防効果があるという報告もありました。
歯ぐきが痩せてきた方は積極的に「フッ素塗布」を受けたほうがいいでしょう。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物配合歯磨剤」より) >
定期検診時にフッ素塗布をして歯の健康を維持しよう
フッ素塗布の理想的な間隔は3〜6ヶ月に1回です。
ただし、お一人お一人のお口の状況によって多少異なることはあります。
フッ化物は1回塗ったからといって、絶大な効果を発揮するわけではありません。
継続することで歯質を強化し、むし歯になりにくい環境をつくります。
おすすめなのは、定期検診を習慣づけ、必要に応じてフッ素塗布の施術を受けることです。
当院では、お子さまからご高齢の方まで健康な歯を維持できるよう、予防に力を入れています。
戸塚安行すみれ歯科は、どなたでも通いやすいようスロープを設置し、バリアフリーになっています。
また、院内は土足のままお入りいただいて大丈夫です。
スムーズにご来院いただける環境を整えておりますので、お口のことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。