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人生100年時代。全身の健康は歯とお口の健康から ~予防・クリーニングのすすめ~

こんにちは。
「戸塚安行」駅 徒歩4分の戸塚安行すみれ歯科です。
 
近年、日本人の寿命も伸び、「人生100年時代」とよばれるようになりました。
そのうえで、長生きするだけでなく、「健康に問題がなく自立して日常生活を過ごせる」健康寿命を伸ばすことが大切です。
 
「生涯、自分の歯でものを食べることができる」ことは、たくさんの幸福と活力を生み出します。
 
今回は、お口の健康がなぜ全身の健康につながるのかをわかりやすく解説します。
 
 

お口の健康が全身の健康を左右するって本当?

お口は、人が生きていくために必要な食事の入り口です。
お口が不健康だと、食べ物を咀嚼(そしゃく)し、全身に栄養を送り込む機能を果たすことができません。
 
お口の環境が悪くなる2大原因は、「むし歯」と「歯周病」です。
 
歯垢は細菌のかたまりなので、歯ぐきの血管からむし歯菌や歯周病菌が全身をめぐり、さまざまな全身疾患につながります。
 
むし歯菌や歯周病菌は、脳梗塞、狭心症、糖尿病、誤嚥性肺炎、早産など多くの疾患の原因の一つであることが明らかになり、日本の死因トップ5には、心疾患、脳血管疾患、肺炎が含まれています。
(出典: 厚生労働省‐2020年人口動態統計調査)
 
このことから、人生100年時代を健康に過ごすには、お口の健康管理がとても大切なのです。
 
 

歯を失うと認知症や身体の衰えへの第一歩

むし歯や歯周病で歯を失うと、柔らかいものばかり好むようになり、栄養バランスが崩れ、体力が低下します。
 
栄養状態が悪くなると、風邪を引きやすくなる、バランスがとれず転倒し骨折をしてしまうといった体力の低下、運動機能の低下が起こり、生活に支障がでるリスクがあります。
 
咀嚼(そしゃく)には脳が活性化する作用があり、歯を失ったまま放置していると、脳への刺激は減り、認知症につながることも。
 
さらに、歯周病は認知症のリスクを高めます。
認知症で多いのは「アルツハイマー型認知症」で、脳にアミロイドβというタンパク質が蓄積されることが原因です。
通常は、アミロイドβは分解され排出されますが、なんと、歯周病菌がアミロイドβを促進・蓄積させることが研究で明らかになりました。
 
歯を守るだけでなく、ご自身の健康のためにも歯周病予防はとても大切です。
(出典:九州大学研究‐歯周病によるアルツハイマー型認知症関与を解明する新しい発見)
 
 

自分の歯を残すために治療と予防をしましょう

生涯、健康でおいしい食事を楽しむには、自分の歯に勝るものはありません
 
当院では、むし歯になったときは神経の治療で歯を残す「歯内療法」や、ダメージのある歯を抜かずに治療する「保存修復」を行ない、その後はメンテナンスでしっかりサポートしていきます。
毎日のセルフケアと、歯科医院でのプロのケアで健康を維持していきましょう。
 
戸塚安行すみれ歯科では、むやみに削ったり抜いたりする治療はせず、大切な歯を残して維持させる治療をしています。
 
お身体の不自由な方や車椅子の方も来院しやすいよう、バリアフリーになっておりますので、全身の健康のために、どなたさまも気軽にご相談ください。
 

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